2018年3月11日日曜日

平昌五輪フィギアスケート金メダリスト

羽生結弦さんは

2011年震災のあと避難所生活を経たことで、精神的に

とても逞しくなった方だと思います。

被災者、そのご遺族に勇気を与える存在であることは

もちろん、多くの日本国民に影響を与えた人物と言える

でしょう。



これから社会に出ようとする学生さんたちも

どうせ仕事をするなら、社会に大きな影響を与える仕事を

したいと考えるかもしれません。

能力のある学生ほど、そう考えるでしょう。


たしかに大企業、とくにグローバルな企業は、多くのユーザー

にリーチしているので、そこで働くと多くの人に貢献出来ると

考えることは、決して間違いではないと思います。


私も学生のころはそう考えました。

誰もが一度は手に取る、美味しくて親しみやすい食品を生み出し

たいと、食品メーカーに就職しました。


6年半働き、営業としては頑張り、我ながら評価されていると感じ

ていましたが、残念ながら商品を作る(企画する)ポジションには

行きつきませんでした。


大企業、ベンチャー企業、いずれにしても団体戦の一員として

働くわけですから、間接的に多くの人に影響を与える仕事

とはなるでしょう。


働く個人としては、先の読みにくい時代を生き抜くためには、

組織の人事に自分のキャリアを左右される大企業で働くことが

決して安全とは思えません。


その大会社以外では活用しにくいスキルを身に付ける必要が

あるからです。


世界に通用する人材になる以前に、

「社内で通用する社員」になることが先決であり、

それはそれはエネルギーを使うことだからです。


(働かないと理解しにくいことかもしれませんが)


本当に多くの人に影響を与えていると感じて働けるかどうか・・・

そこは大企業で働く先人たちが築き上げた ブランド の力、

歴史の重み、すなわち信用力に依存するところが大きいです。


成長を目指すベンチャー企業で働いた場合、

その信用力を自分たちの手で築く実感を得ながら働くことが

遣り甲斐となります。


ただし、ベンチャー企業も色々なので、就職に際しては、

その企業の存在価値が社会にとって有益で、クリーンで、

一過性のサービスではないかどうかを考えるべきと思います。


働く人の遣り甲斐を生み、大きな夢を持てるのは、

そんな企業ではないでしょうか。


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